建築物紹介:その5「日本生命九州支店」
おひさしぶりです!
今日は、辰野金吾博士の建築物紹介の5回目、福岡県にある「日本生命保険株式会社 九州支店」(現在は、福岡市赤煉瓦文化館)の紹介です。
1909年(明治42)に「日本生命保険株式会社九州支店」として建てられました。
赤煉瓦の壁面に御影石の水平面を通している☆辰野式☆の特徴が見事に表わされている建物です
外観は、角張った塔や丸い塔があったり、窓には丸形や菱形の枠が付いてたり、上部は八角形のドームになってたり、またそこには丸い窓がつけられていたりと、本当にいろいろ変化があって見る人を飽きさせない建物ですね☆ 外観はじっくり見れば見るほど、いろいろな発見がありそうです
昭和41年までは日本生命九州支店として利用されましたが、昭和44年に国の重要文化財の指定を受けた後は福岡市立歴史資料館として市民に親しまれてきました。平成6年からは「福岡市赤煉瓦文化館」として生まれ変わり、現在は貸し会議室や展示室として使われています。
内部は、地上2階地下1階建てとなっていて、玄関・事務室(現在:展示室)・階段ホール・応接室(現在:談話室と喫茶室)・裏玄関・支店長室(現在:事務室)などがあります。
福岡地下鉄天神駅から徒歩5分のところにあり、開館時間:9:00~21:00(月曜休み)、入館料は無料です
詳しい住所は、福岡市中央区天神1-15-30になります。
ぜひ一度お出かけください♪
(写真提供:福岡市教育委員会)
byみわ